ウーマン中川パラダイスが相方・村本大輔について「村本はもう帰ってこなくていい」と発言する背景には、芸人としての成長や現状、さらには自身の思いが詰まっています。コンビ活動が無くなり、一時は月収が3万円台にまで落ち込んだ時期もあった中川パラダイスの本音、そして村本との関係について、深掘りしていきます。
村本とのコンビ活動が生んだ奇跡と挫折
中川パラダイスが芸人を目指したのは、高校の文化祭での漫才がきっかけでした。友達と組んで披露した漫才が思いがけず受けたことで、「これならいけるかも」と感じ、NSCに入学しました。卒業後は苦労も多かったものの、村本との出会いが運命を大きく変えました。
村本とは地下ライブで出会ったのですが、その独特のキャラクターと実力に引かれ、すぐにコンビを結成しました。結成からわずか5年で『THE MANZAI』で優勝し、瞬く間に人気を博しましたが、成功の影には多くの苦労が隠れていたのです。
漫才から社会風刺へ
ウーマンラッシュアワーは、‘17年から村本が社会風刺ネタにシフトしたことにより、テレビ出演の機会が徐々に減少しました。多くの視聴者から批判も受けましたが、中川はその変化に抵抗はありませんでした。「ちゃんとウケてるからええやん」と思いつつも、周囲からは村本に付き合わされているとの心配の声もあったそうです。
この風刺ネタへのシフトは、村本自身にとっても大きな自己表現の一環だと感じていたため、中川も受け入れるしかなかったのです。しかし、テレビの世界で生き残るためには、もっと柔軟に変わる必要があると感じていました。
月収3万円台の苦境とそれを乗り越えた方法
コンビが活動できなかったことで、一時は月収が3万円台にまで落ち込む状況に追い込まれました。そこで中川は、自らのSNSを活用し、「3000円以上で何でもやります」という企画を提案。一般の人と遊んだりするなど、新しい形でエンターテインメントを提供し、少しずつ収入を増やしていきました。
この経験から、中川は自分の芸人としてのスキルに自信を持つ一方、村本の挑戦を応援する気持ちも強くなったそうです。
村本の挑戦への応援と本音
村本は、アメリカでスタンダップコメディに挑戦しています。中川は、そのチャレンジを素直に応援していると語ります。「村本はもう帰ってこなくていい」という発言には、村本の夢を叶えてほしいという思いが込められています。帰国することは何らかの失敗を意味するかもしれないため、敢えてそれを避けてほしいとの願望が背景にあります。
現在の活動と今後の展望
現在、中川パラダイスはMCとして活動したり、ユニットコントを行ったりしています。また、歌舞伎町のスナックで働くなど、幅広い活動を続けています。月収3万円の危機を脱した彼ですが、いつか再び村本と漫才をすることを願っています。
彼は「漫才が楽しい」と語る一方で、村本が帰ってこないことを望んでいるという複雑な心境もさらけ出しています。それは、彼自身が村本に期待を寄せているからこそ出てくる言葉です。
FAQ
Q: 中川さんは村本さんの活動についてどう思っていますか？
A: 中川は村本の挑戦を応援していますが、一方で村本が帰国することを好まないと語っています。
Q: コンビ活動がなくなったことで、収入はどう変わりましたか？
A: 一時は月収が3万円台にまで落ち込んだが、SNSを活用することで新たな収入源を得ています。
Q: 今後、ウーマンラッシュアワーとして再結成する予定はありますか？
A: 中川は再結成したい気持ちがあるが、村本の成功を祈っているため、簡単には帰ってきてほしくないとのことです。
【参考リンク】
ウーマン中川パラダイス 独占インタビュー
